金融システム論、行動ファイナンス
1990年 に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を単位取得退学し、一橋大学商学部専任講師・助教授を経て、2004年より現職にある。その間、1998年から1999年にかけ、ミシガン大学ビジネススクールにおいて在外研究を行った。最近の研究上の関心は、行動経済学の観点から、金融システムの機能および制度設計を考察することにある。より具体的には、(1) 株式市場のアノマリー、(2) 銀行・企業間の金融契約、(3) 金融規制,が有する合理性・非合理性を、経済主体の行動バイアスとの関連において理論的・実証的に考察することに関心を有している。